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こんにちは。ジェノギルです。
今回は、プラモ塗装の道具で真っ先に浮かぶ、
エアブラシについて紹介していきたいと思います。
皆さん、エアブラシを持っていますでしょうか?
欲しいけど、どれを買えばいいかわからない!
エアブラシ初心者だし、使いこなす自信が無い!
そんな思いで購入出来ていない、迷っている方も多いと思います。
そういった人に向けて、初心者オススメエアブラシを紹介したいと思います。
それはこちら!
GSIクレオス プロコンBOY SQです!
ざっくりまとめると、こんな人にオススメのエアブラシです。
- エアブラシを初めて購入する人
- 使いやすいエアブラシが欲しい人
- 安くて品質の良いエアブラシが欲しい人
- メタリック塗料・クリアカラー塗料をよく使う人
先述した通り、初心者にもオススメですが、
メタリック塗装やクリアカラー塗装にも最適で、
キャンディ塗装にも大活躍します!
そちらも合わせて紹介していきたいと思います。
GSIクレオス プロコンBOY SQの長所
![](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2022/10/61AS6BTl28L._AC_SX679_.jpg)
シングルアクションで構造がシンプル
プロコンBOY SQはシングルアクションという構造になっています。
エアブラシにはシングルアクションとダブルアクションがあります。
![](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2022/10/42735355ae5605ee8fbdd23c9a359aa3-1024x590.png)
シングルアクションは塗料を背中のネジを開いて塗料を出して、
ボタンを押してエアーを出すのがシングルアクションです。
![](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2022/10/e829319e656403975dddab889ba4d345-1.png)
ダブルアクションはボタンが2アクションになっており、
押すとエアーを出して、後ろに引っ張ると塗料が出ます。
他にも、半押しでエアーが出て、さらに押すと塗料が出るタイプもあります。
操作としては、いちいちねじを回さなくてもいい、
ダブルアクションの方が楽なんですが、
その分、分解してエアブラシを洗浄するのが面倒になっています。
![](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_3387a-1024x919.jpg)
プロコンBOY SQを分解した写真がこちら。
![](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_3386a-1024x865.jpg)
自分が持っているダブルアクションエアブラシを
分解した写真がこちら。パーツ量がかなり違う事が分かります。
また、バネやジョイント機構などもあり、パーツ一つ一つの作りも複雑です。
![ジェノギル](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2021/10/fac48daeda67e35af6f5a7f71f1ea57a-1-e1635177203525.png)
この量のパーツを洗うのも大変ですし、
復元するのも大変です。
自分は実際最初に分解した時に、
戻せなくなって焦りましたw
またこのエアブラシは初心者だけでなく、メタリック塗装にも強いです。
メタリック塗料は中に含まれている金属粒子が入っており、
それを綺麗に洗う為に、分解頻度も多めです。
同じ理由でサーフェイサーの塗布にもオススメです。
当然ながらパーツ数が少なく、分解しやすい方が、
洗浄も簡単に出来ます。
値段が安い
先ほどの構造がシンプルという点と繋がりますが、
それの影響か値段も安めです。
GSIクレオス プロコンBOY SQの値段が5000円程度に対して、
他のGSIクレオス製エアブラシは1万円前後します。
![ジェノギル](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2021/10/fac48daeda67e35af6f5a7f71f1ea57a-1-e1635177203525.png)
プラモに限らずだと思いますが、初心者がいきなり
高い道具を買うのはなかなか抵抗があると思います。
そんな初心者にも手が出しやすい値段となっています。
もちろん、いきなり高い道具買った方がモチベーションが上がる!
という人も居ると思うので、それも全然ありです。
安心と信頼のGSIクレオス製
![](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2022/10/3bc7efae212b3f6a1ed6733c2db6bfc3.jpg)
値段が安いという話をしましたが、
値段が安いって事は品質が悪いんじゃないの?
と思うかもしれませんが、そんな事はありません!
タイトルにもありますが、このエアブラシはGSIクレオス製です。
プラモにそれなりに詳しい方ならわかると思いますが、
GSIクレオスはプラモデルの様々な道具・塗料を作っているメーカーです。
他の道具と同じく、安心と信頼のクオリティを持っています!
![ジェノギル](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2021/10/fac48daeda67e35af6f5a7f71f1ea57a-1-e1635177203525.png)
GSIクレオスのクオリティはしっかり保ちつつ、
この値段は他のエアブラシではあり得ません!
0.4㎜の詰まりにくいノズル径
![](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_3391a-953x1024.jpg)
エアブラシにはノズル径というものがあり、塗料を吹き付ける量に影響します。
径が細いと細かく塗装することが出来、太いと広範囲を塗装できます。
一般的なノズル径は0.3㎜、広い物は0.5㎜、狭い物は0.2㎜となっています。
プロコンBOY SQのノズル径は0.4㎜となっています。
一般的なものより広めだけど、広すぎないノズル径となっています。
![ジェノギル](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2021/10/fac48daeda67e35af6f5a7f71f1ea57a-1-e1635177203525.png)
一般的な物より広めの詰まりにくいノズル径となっています。
初心者に扱いやすいだけでなく、
詰まりやすいメタリックやクリアカラー、
サーフェイサーの塗布にも適しています。
細く吹くことも広く吹く事も出来る
前述した通り、少し広めのノズル径ですが、
調整すればある程度細く吹くことも可能です。
もちろん広く吹くことも可能です。
![ジェノギル](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2021/10/fac48daeda67e35af6f5a7f71f1ea57a-1-e1635177203525.png)
幅広く対応可能なので、初心者に最適です!
細く吹くのは調整が必要ですが、
初心者で細く吹く機会は少ないです。
小さくてコンパクト
先述した構造がシンプルという点とつながってきますが、
シンプル構造の為、小さくコンパクトになっています。
![](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_3390a-879x1024.jpg)
自分が持っているダブルアクションエアブラシと比較。
長さが短くなっています。
![ジェノギル](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2021/10/fac48daeda67e35af6f5a7f71f1ea57a-1-e1635177203525.png)
使用時に大きさはそこまで気にならないですが、
未使用時に邪魔になりにくいです。
GSIクレオス プロコンBOY SQの短所
長所を紹介してきましたが、当然ながら短所もあります。
それでは順番に紹介していきたいと思います。
シングルアクションの使いにくさがある
シングルアクションの特徴は安くて構造がシンプルと先述しましたが、
その分、使うときに少し面倒な所があります。
ぶっちゃけこれが短所の9割
だと思います。
![](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2022/10/42735355ae5605ee8fbdd23c9a359aa3-1-1024x590.png)
先ほどシングルアクションの説明をした時にも言いましたが、
プロコンBOYエアブラシを使用する際はまず、背中のねじを緩めます。
このねじの開き具合によって塗料の噴射量が調整できます。
![ジェノギル](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2021/10/fac48daeda67e35af6f5a7f71f1ea57a-1-e1635177203525.png)
少しだけ開けば細く、たくさん開けば広く塗れる。
といった感じです。
ただし、この背中のねじを緩めると、
緩めている間は塗料が
出っ放しになります。
なので、ねじを緩める→すぐに塗る→すぐにねじを締める
といった感じで作業する必要があります。
![ジェノギル](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2021/10/fac48daeda67e35af6f5a7f71f1ea57a-1-e1635177203525.png)
慣れればと大して面倒にも感じませんが、
出来るだけ面倒な作業はしたくない!
という人はダブルアクションをオススメします。
この特性から、ねじを締め忘れると、
先端から塗料が漏れ続ける
という事態が発生します。
![](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_3392a-901x1024.jpg)
こんな状態ですw エアブラシの下が塗料まみれに…。
![ジェノギル](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2021/10/fac48daeda67e35af6f5a7f71f1ea57a-1-e1635177203525.png)
まあビン塗料なんて大した値段でもないし、
拭けば済む話ではあるんですが、
いかんせん精神的に落ち込みますw
![](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_3393a-1-835x1024.jpg)
長時間放置すると先ほどの写真のようになりますが、
短時間でもこのように先端に塗料が溜まったりします。
このまま吹き付けると、たまった塗料が一気に飛んでしまいます。
![](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_3395a-771x1024.jpg)
するとこんな感じになります。
塗料が固まって飛んでえらいことに…。
こうなった時は、飛んだ塗料を拭いて塗り直しといった感じになります。
![ジェノギル](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2021/10/fac48daeda67e35af6f5a7f71f1ea57a-1-e1635177203525.png)
ダブルアクションのエアブラシでも、
このような先端に塗料が溜まる事はあるんですが、
シングルアクションの方が少し起きやすいです。
細吹き・広拭きそれぞれに特化した場合は劣る
先述したように、エアブラシのノズル径は0.2mm~0.5mmがあり、
それぞれ、細く吹く用、広く吹く用に特化されています。
プロコンBOY SQでも細吹き・広拭きはある程度できますが、
それぞれ、に特化した物にはどうしても劣ってしまいます。
![ジェノギル](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2021/10/fac48daeda67e35af6f5a7f71f1ea57a-1-e1635177203525.png)
とは言え、そこまで特化する必要のある状況は
上級者の塗装術なので、初心者には不要です。
若干重め
サイズがコンパクトと先述しましたが、
大きさは小さめなんですが、重量は少し重めです。
これはプロコンBOY SQは真鍮製で、少し太めなボディの為です。
最近のエアブラシはアルミ製で軽いものも多いので、
それに慣れている人には使いにくく感じるかもしれません。
![ジェノギル](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2021/10/fac48daeda67e35af6f5a7f71f1ea57a-1-e1635177203525.png)
とはいえ、女性や子供では扱いにくい!
というほど重いわけではありません。
アルミ製よりは重いよ。という話です。
でも逆に、この重量感が逆に使いやすい!とか
真鍮製だから頑丈!というメリットもあります。
![](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2022/10/d02ee28b639278c2280418ed9bdf9cff.png)
実は以前アルミ製も発売されていたのですが、生産終了となっています。
![ジェノギル](https://jenogir.com/wp-content/uploads/2021/10/fac48daeda67e35af6f5a7f71f1ea57a-1-e1635177203525.png)
こちら、自分も持っていません。
軽いし、カラーもおしゃれなので、
欲しかったな~とプチ後悔ですw
まとめ 使いやすく、初心者にオススメ!メタリック・サフ塗装にも!
という訳で、プロコンBOY SQの紹介をしてきました。
値段が安くて初心者でも手が出しやすく、
品質も高くてメンテナンスしやすい。という感じです。
もっといいエアブラシを買った後も、
メタリックやクリアカラー、サフ塗装など、
詰まりやすい作業に使う、サブエアブラシとしても使えます。
最初に選ぶエアブラシとしては、オススメ出来る物になっています!
そんな感じで、今日はこのくらいにしておきます!それでは!